岡倉天心の哲学書を読み、

一条ダンス部のことを思い起こしている人物がもしいるとしたら

愚生しかおらんな。

「不完全性の美学」

不完全であり、未完成であるがゆえに無限の可能性が広がっている、そこに真理があり、美しくも愚かしいことに思いをめぐらせようと、

俗世の価値をはなれたところに、風流がある、と。

功利的な尺度からいうと、われらの試みには、勝機は少ない。

にもかかわらず、やり続けることに真理があり、愚かしくも美しさがある。

流れに逆らって泳ぐものだけが、源泉にたどり着く。